袖浦川の排水対策

袖浦川は赤川から黒森地区の水田に水を供給し、錦町の住宅街の中央部を縦断して京田川に流れています。

ゲリラ豪雨の際は、京田川脇の排水機場の水門を閉め、2台の巨大な排水ポンプで京田川に強制排水しますが、写真の向かって左側の白い方の排水機には、除塵機がなくゴミ詰まりで肝心の増水時に機能を果たせません。

(除塵機:漂着する草やゴミをポンプの手前でかき上げる装置)

令和2年7月に排水機場オペレータと管理委託業者から詳細を伺って庄内支庁と酒田市に伝え、京田川全体の流下能力を上げる農村地域防災減災事業で約1億2千万の予算を投じて左側の除塵機設置工事が3月末にようやく完了します。

10年前から酒田市土木課に要望して7千万の当初予算を計上して頂いた時期もありましたが、農林予算なのか土木予算なのか曖昧な面もあって長年の課題でした。

残る袖浦川の課題は、錦町の住宅街・黒森の農業用廃水路の浚渫要望。 声を上げ続けます。